※90割高校野球(しかも沖縄)の話題です。興味ない方はブラウザの×ボタン推奨。
やはり伝説を打ち立てるには一つや二つの奇跡が必要なのではないか、そう感じた猫石ですこんばんは。
ええ今日の高校野球、興南 対 報徳学園の試合ですよ。
まさか5点差をひっくり返すとは思いませんでした。
5点ですよ5点、サッカーならオーバーヘッドキックを6回決めないと逆転できないんですよ? いや別に普通のシュートでいいんですけど。
序盤で5点取られた時はさすがに一瞬テレビを消してしまいましたが、すぐに付け直し。
気分としてはアレです、シレンやパワプロで壮絶な爆死をしたあと「もうやらないもんね!」と電源を切ったのになぜか5分後には遊んでいる状況と酷似しています。
ただただ、ほんの少し絶望的になっていた自分が恥ずかしいです。
自分より年下の選手達は諦めずにフィールドで頑張っていたというのに、見ているだけの僕がこれでしたもん。
諦めなかった事が勝利に繋がる好例です。
沖縄のチームが夏の大会で決勝に進んだのはもう20年も前になるのですか、沖縄水産の2年連続以来ということに。
あの頃の記憶はほぼありませんくやしい。猫石さんは昨日の晩御飯のメニューを思い出すのすら危ういですよねってやかましいわ。
……あれ昨日の晩御飯なんだっけ。
まあ、あの時はどちらも準優勝だったため、沖縄はいまだに夏の優勝がありません。
今年はやってくれると信じています。
今日の走塁なんかもう素晴らしかったですもん。
暇な方は
こちらのハイライト動画で5回表の攻撃を見ていただければ分かると思いますが、そのタイミングでホームに突っ込んで間に合うのかよ間に合っちゃったよ! というのと本塁へのスライディングのそつのなさ。
あとは9回裏の投球。1球スライダー投げた以外は全部ストレート。
最後、単打で同点、本塁打でサヨナラの場面でも全球ストレートとか正気の沙汰じゃないです。
これで三振に仕留めるんだから本物だよなぁ。
とにかく走攻守全てハイレベルにまとまっています。
猫石さんは食う寝る遊ぶでハイレベルにまとまっています。特に遊ぶあたり。
ああ兵庫県在住者がうらやましい。
臨時便乗りたいなぁ。センバツの時は朝4時の臨時便で200人満員だったか。
諦めずに楽しんで頑張って欲しいです。
未来は後から付いてくるもんです。
そうそう、一番ドラマチックだと思ったのは
「ハイサイおじさん」が流れた事。
たぶんアレは7回の勝ち越しタイムリーヒットの時(真榮平君の打席時)だったでしょうか。
上で紹介したハイライト動画では7回の真榮平君の打席で確認できます。と思っていましたが、再放送を見たところ立つ前に流れてはいましたが、その後ヒヤミカチ節ってのが流れていたぽいですね……。
その後の6番山川君の打席ではきちんと流れていました。
リアルタイムで聴いた時は耳を疑ったと同時にテンションだだ上がりでしたねぇ。
そのぐらい定着しちゃってるんですよ。
やはりチャンステーマといえばこれ。
実は「ハイサイおじさん」は今季1回戦で一度のみしか流れていないんですよね……。
沖縄の甲子園応援歌といえばこれなのに、歌詞が酔っ払い云々で高校生にふさわしくないとかアホくさい抗議が入ったせいで
演奏が禁止される事になったのです。
anoみすあの、ハイサイおじさんでこれなら甲子園定番応援曲のコンバットマーチとかどうなるんですか。
コンバットですよ? 殺虫剤ですよ? そっちかーい。
そもそも野球応援歌バージョンのハイサイおじさんだと歌詞が「お前が打たなきゃ誰が打つ~♪かっとばせー猫石!」とかの替え歌のはずだったんですがね。
おじさん関係ないとかそういうのなしで。
しかししかし! ぷんぷん怒る前にこう考えてみましょう!
禁止されていたはずのハイサイおじさんが流れて決勝点、勝利を呼び込んだってドラマチックじゃないですか?
演奏責任者の偉い人が
「だめだ! こんなの沖縄の真の応援じゃない! 責任は私が取るからみんな、ハイサイおじさんを演奏するんだ!」、そう決断するという燃える展開がきっと影にあったんです。
なんかかっこいいんだけど曲名のせいでしまらないな……。
5点差をひっくり返した奇跡と、その裏にあった応援団のドラマチックな展開、どうでしょう、優勝しそうな気がしてきませんか?
妄想全開で絶好調だな僕。本一冊書けるんじゃね?
優勝までは妄想でありませんように……。
なんにせよ明日13時プレイボールの決勝戦で全てが決まります。
涙は仕上げのエッセンス。最後まで取っておくものさ。
ファイト! 興南ナイン!
いやぁ昨日の記事ではご迷惑をおかけしました。
そしてありがとうございました。おかげで今日も元気です。
2回に1回ぐらいはこういうこともあるので大目に見てやってください。
ではまた次回ッ!